MTFを制する人が相場を制する
ダウ理論と同じぐらい過剰に書きましたが、ダウ理論の6法則の項目の1つ【トレンドは3種類に分類される】はとても大切な項目です
マルチタイムフレーム分析とは?
マルチ(複数)タイム(時間足)フレーム(軸)
トレンドは時間軸毎に3つのトレンドに分けられています「短期、中期、長期」
ダウ理論の項目「明確なトレンド転換が無ければトレンドは継続する」で上昇トレンドや下降トレンドは理解されたと思います
1個の時間軸だけでトレンドは把握出来るのか?が今回の内容になります。
例えばですが、ネット通販を利用した時に住所を「大阪」だけ指定しても配達員は困り
具体的に「大阪府 大阪市 大阪区 ○○丁目 1-1 イケメンタワー101」みたいに情報を提供してあげなければ配達員は荷物を届ける事が出来ません
それと同じでチャートも全体図を見ていく必要があります
・(長期足「大阪府大阪市大阪区」)
大まかな方向性
・(中期足「○○丁目1-1」)
戦略立て
・(短期足「イケメンタワー101」)
エントリーの判断
例えば、長期(上昇トレンド)中期(レンジ)短期足(下降トレンド)の場合どの様な戦略を建ててトレードするか?
A.短期足の下降トレンドだけ確認して売る
B.中期足がレンジ、短期足では下降トレンドだからレンジの高値で売る
C.底値で下降トレンドが否定されたら買い始める
D.上位足が上昇トレンドだから中期足のレンジの底値で買う
Aを除きトレードスタイルや手法によってはどれも間違いではありませんが、チャートを拡大縮小(時間足を変更)することに意味があり
短期足だけ見ていると、どんな性質の下落なのか見えてきません。この性質が見えない中1個の時間軸だけ見てトレードを行えば「騙し」に合いやすく負けやすい環境になってしまいます。
どのように戦略を建て、どのように損切りをして、どのように利益確定するのか。
MTF分析の実践編